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電子POPで使用するデータについて。

電子POPを導入する際、必ず必要となるコマーシャルデータ。

「データ形式は?」とよくご質問頂くのですが、対応のデータ形式でも場合によっては、うまく動作しないことがあります。

ほとんどの電子POPでは、「MPEG2」形式を推奨していますが、あくまでMPEG2自体は映像データの圧縮方法です。

映像データ内には、「画像」や「音声」に関する数値設定などが存在しますので、変換する際の重要な数値設定をご紹介したいと思います。

 

画像サイズ(単位→pixel)

画像サイズは解像度(ピクセル)を指します。画像の見た目上の寸法ではなく、あくまで解像度です。

例えば、「400×300ピクセル」(解像度)=「4:3」(画面比率)という訳ではありません。

「400×300ピクセル」の画像データも、「16:9」で書き出せば、見た目はワイド画面になります。

 

フレームレート(単位→fps:frame per second)

画像データは、4コマ漫画のように、いくつものフレームのつながりで出来ています。

フレームレートは、「1秒間に何回画面を書き換えるか」の設定数値です。

例えば、29.97fpsの画像データの場合、1秒間に29.97回画面を書き換えることになります。つまり数値が高いほど、画像がなめらかになります。

 

ビットレート(単位→bps:bits per second)

ビットレートは「1秒間にどれくらいの情報量を処理するか」の設定数値です。

1秒間あたりの情報量は、もちろん多い方が、画質もよくなります。大画面での再生時は「差」も分かりますが、7インチ程度の電子POPであれば、4000bpsと6000bpsでは差はほとんどわかりません。

どの数値も重要ですが、支給頂くデータで、極端に大きくなっている場合が多い設定項目ですので要注意です。

また、ビットレートは音声データにも存在します。(内容は上記と同様)

 

その他にもありますが、電子POPを活用する際、特に上記の3点を適正数値にする必要があります。

誤った数値のデータを使用すると、データ形式が正しくても、「再生しない」「映像が途切れる」「映像がコマ送りのようになる」「映像が荒れる」「音とびする」などの症状が出てしまします。

どんなに、良いモニター、SDカードを使用しても、データの不備でせっかくのコマーシャルが台無しになってしまします。(また、複数台の導入の場合、ほとんどの場合が、同じデータをSDカードにコピーするので、導入後、全ての機器で上記の症状が出てしまします。)

この様な事を未然に防ぐため、ケーディーエムでは、事前にコマーシャルデータを頂戴しデータ内容の確認、変換も行っています。

使用する機器によっても数値は異なるので、予め数値内容確認し、適切なデータの使用をおすすめします。

 

 

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       ケーディーエムは電子POPの製造・販売メーカーです。

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